《映画》『勝手にふるえてろ』★★★☆☆

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勝手にふるえてろ
映画『勝手にふるえてろ』公式サイト

鑑賞日:2018/1/4(木)
場所:楽天地シネマズ錦糸町
 出演者:5   脚 本:4
 演 出:5   映 像:4
 音 楽:3 



ファァァァァァァァァアック!
勝手にまぐわってろ!

って、エンドロール始まってから言いたくて仕方なかったんですよ。

各ポイントは高いのに総合が低いのは、つまり「よく出来てるけど好みじゃない」ということ。評価って難しいな! もっと数が増えてけば、こなれるのかしらどうかしら。

まぁね。そもそも恋愛映画が苦手だし、あらすじ読んでもまったく興味が持てなくてスルーし続けてたのに、ついうっかり見に行ってしまったのが間違いですよね。なんか周囲で評価が高いようだったからさ。結果、松岡美優の可愛いさと凄さだけが収穫だった。どうやら私は映画好きの人の意見を参考にしたらいけない気がする。綿矢りさ作品を好きだったこともなかったし。

「見て損した!」とまでならなかったのは、出演者と演出と映像が良かったから。

妄想とか現実とか過去とか夢とか、バラバラの断片がシームレスに繋がって、モザイクのようにキラキラした物語がスクリーンを流れていくのを眺めてるだけでも楽しかった。

ヨシカが歌い出すとこなんか圧巻。「いやいや、あんたも人の名前覚えないじゃん!」とツッコみながらも、胸が締め付けられた。

映画「勝手にふるえてろ」
映画『勝手にふるえてろ』公式サイトより http://furuetero-movie.com/gallery/

それはそれとして、主役のヨシカも、ヨシカの友達の月島さんも、ヨシカを好きになる二も、揃いも揃ってホント嫌いなタイプだったなー。それぞれに共感できるとこもある、理解できるとこもある、可愛らしいところもある。あるけど、やっぱ嫌だよ。リアルに気持ち悪い。

そういえば、ヨシカをやるには松岡美優は顔が可愛すぎませんか?と思ったのだけど、生まれたときから可愛らしくて、家族や親戚一同から圧倒的な賞賛と愛情に包まれていたからこそ、外界で出会うたった1%の否定すら耐えられずに歪んでしまったということだったのだろうか。

妄想と現実を行き来するセンシティブな情感も、それを描く映像も美しいと思うけれども、天秤にかける現実が月島さんや二のような無神経だというのがやりきれない。それともヨシカみたいにめんどくさい人間はああいう人たちとしかやっていけないのだろうか。せつねーわー。

2018年1月6日エンタメいろいろ邦画, 映画感想, 松岡美優, ★★★☆☆

Posted by hal